ライトノベル 転生チート物が苦手なんです……。特に異世界転生物がダメ。

四次元のイメージ

私は転生チート物が苦手です。ライトノベルを中心に、数年前からずっとブームが続いていますよね。

特に異世界転生物が多い様な気がします。

本屋の一角には専用のコーナーが設けられていることが多く、好きな方には申し訳ありませんがその表紙や背表紙を見るだけでもうんざりしてしまいます。

 

転生チート物が苦手な理由

今の世界の現状を考えると、こんなお先真っ暗な世界とはお別れして、別世界へ行きたい!そこで一から輝かしい人生を送りたい!という願望は分かります。

さらに今の記憶を持ったままなら尚楽しい!ということも理解できます。

きっとそれが人気の理由なのでしょう。実際にはありえない夢のような願望も、創作物語では叶えられます。

ですが、どうしても苦手なんです。一番の理由は主人公に対して「ずるい」と思ってしまうからです。

一昔前までは、異世界転移物が主流だったかと思います。私はこちらの系統の物語は大好きです。ある日突然異世界へ飛ばされてしまい、なんらかの活躍をしてまた元の世界へ戻ってくる。

二つの世界を行ったり来たり、またはずっと異世界で暮らしていく。そんな主人公を「うらやましい」と思うことはありますが「ずるい」とは思いません。

ファンタジーもそうです。現代とは全く違う異世界が舞台の物語は、主人公に感情移入してわくわくして楽しめます。

一方転生物は、生まれ変わって新しい身体になっても前世の記憶を持っているということで、主人公だけが初めから有利になっています。

何かトラブルに巻き込まれても、前世の記憶を使って解決する展開が多くあります。それがこの系統の物語の面白い部分なのでしょうが、やはりどうしても好きにはなれません。

新しい身体を手に入れて、さらに鮮明な前世の記憶、知識まで持っている。トラブルが解決した時には爽快感のようなものがあるのかもしれませんが、あまりにできすぎた展開に、つまらなく感じてしまいます。

アニメ化された物を興味本位でいくつか見てみましたが、どれも初めの数話で見るのをやめてしまいました。「嫌い」とまでは言いませんが、やはり苦手です。

 

まとめ

ライトノベルの世界は、ブームが大体数年で入れ替わります。このブームは一体いつまで続くのでしょうか。

需要が続く限り、似たような話が出続けるのでしょうか。一昔前の王道ファンタジーや、異世界転移物が時々恋しくなります。

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