学生時代に好きだと思っていた人、告白したが振られてしまった人など、恋をしていると「どうせ叶わないだろう」と諦めたくなってしまう瞬間はいろいろあります。
そんな恋でも、考え方とアプローチの仕方によっては、成功するかもしれません。
では、その方法について見ていきましょう。
その恋は、「今叶わないから」というだけで諦めてしまえるレベルのものでしょうか。
本当に相手のことを思っているのであれば、「一生のうちに、ちょっとでも相手に愛される瞬間があればよい」というように考えてみましょう。
仮に、「あなたに好意を寄せている人がいるが、あなたはその人に全く興味がない」という状況だったとしましょう。
しかし、その相手が70歳になっても好意を持ち続けてくれたとしたら、どう思うでしょうか。
恋が叶うというのは、今すぐに両思いになるということととは違います。
このように「恋が叶う」の定義を、再考してみましょう。
振られた相手に何度も連絡をとるのがタブーなのは、一般常識といえます。
気にかかるのは仕方ないとしても、やはりしばらくは連絡をとるのを控えたほうがよいでしょう。
相手が今の時点であなたに興味がない場合、頻繁に連絡すると、相手からは「完全になし」と思われてしまうおそれもあります。
いちばんよいのは、年に1~2回ほど送る「忘れていない」というサインです。
それも、誕生日当日などよりは、その数日前かふとしたときに送るのが最適です。
そのくらいのレベルでのつながりを持っておけば、昇進や異動などのイベントがあった際に、「久しぶりに会ってみようか」という方向に話が流れやすくなります。
これもすぐにはそうなりませんが、そのチャンスを自然に待っておくのが重要です。
時間がかかりそうな恋は、駆け引きに頼ってはいけません。
駆け引きが効果があるのは、「その恋が失敗してもダメージがない」などという場合に限られます。
あれこれと考えるよりも、今この瞬間を精いっぱい過ごすことが大切です。
相手が手の届かない存在だったとしても、一緒にいるときは精いっぱい楽しみましょう。
その姿は、相手からも魅力的に見えます。
まず、相手に会えたことに感謝しましょう。
そして、会ったときに何も起きなくても、「会えただけでよかった」と思うようにしましょう。
そのようにとらえ、長期的な視点で相手に必要な存在になっていくことで、叶わないと思えた恋も叶うかもしれません。