会社には、お局様と呼ばれる若手の女子社員に嫌がらせを行うベテラン社員が存在するケースは珍しくないです。
もっともお局様の語源は、元々江戸時代の大奥の事であると言われており、女性に使われる言葉だったりします。
ですが実際にはお局様の様な厄介なベテラン社員は、男性にも存在しているのです。
お局様と言われる女性社員の特徴ですが、勤続年数が長くある程度上の立場の人間である事が多かったりします。
そのため上から目線で、若い女性社員に頻繁に嫌味を言ったり、嫌がらせを行うのが特徴です。
こう書くと男性社員の中にも、同じ様に地位を利用して上から目線で執拗に嫌味を言って来たり、嫌がらせをして来る社員がいる事に思い当たる人が少なくありません。
ただしそんなお局様の男性版には、明確な呼び名はないです。
ただし古狸や、お局様と同様に江戸時代に使われていた言葉から取り、老中と呼ばれたりいたりする事があります。
そんな男性版のお局様の特徴ですが、女性版と同じく自覚症状がないケースが多いです。
最近では何かと会社内での、パワハラが問題視される事が少なくありません。
ですが男性版のお局様は、上から目線でネチネチ嫌味を言い続けたり、頭ごなしに叱りつけていたりするものの、本人はそれがパワハラに当たるとは考えていない事が多いです。
自分の憂さ晴らしで相手を批判しているにも関わらず、当人は部下の教育という大義名分をかざして嫌味や嫌がらせを正当化し続ける傾向が強かったりします。
しかも上の者には上手く取り繕ってご機嫌を取りつつ、その時にたまった鬱憤のはけ口として地位が下の社員にパワハラして来たりするのです。
そんな調子で上の者に取り入るのが上手かったりする上に、勤続年数の長い男性社員であるためかなり高い地位を手に入れている事も少なくなかったりします。
会社内でかなり高い地位を手に入れているためパワハラを行っていてもそれを指摘したり、処分出来る社員も少ないという状況が出来上がってしまうのです。
なので本人の自覚がないまま、パワハラを続けてしまう事も珍しくなかったりします。
この様に男性版のお局様は、下手すると暴挙を止める事が出来る人間が少なくなり過ぎて、好き放題続いてしまう恐れがあるのです。
ある意味女性版以上に、嫌味や嫌がらせが長期化して厄介な事態に陥る可能性もあります。
そのため男性版のお局様は、本人が高い地位を手に入れる前に食い止める事が大事です。
会社のお局様と言うと、ベテランで厄介な女性社員を示す言葉ですが、実はその男性版も存在しています。
しかも男性版のお局様は、女性社員よりも高い地位を手に入れている場合が多く、しかも本人はパワハラの自覚が皆無な事が多いです。
下手すると女性のお局様よりも恐ろしく厄介な事態になるので、そういった人物が出世する前に食い止める事が大事だったりします。