お局という存在は、会社内で常に際立っています。
その際立ちは、往々にして悪目立ちしているのは、世の常識。
でも、お局がストレスという人達は、お局の何を嫌っているのでしょうか。
そこで、お局がストレスでたまらない人たちに何が嫌いなのかを聞いてみました。
誰だって間違いを犯すことはあります。
そのような際、一般的には誰かに間違いを指摘されたら、直ぐに謝罪をして間違いを修正するのが当然です。
しかしながら、残念なことにお局は素直に間違いを認めません。
言い訳をしたり、誰かのせいにしたり。
場合によっては論点をすり替えて、間違いをなかったことにすることもあるのです。
さらに、自分の間違いを棚に上げ、人の間違いは徹底的に追及するといういやらしさがあります。
また、仕事上の間違いをフォローし合うのはお互い様なのですが、お局は恩に着せるので余計に嫌がられます。
結果、大いに嫌われてしまうお局なのです。
仕事の合間に交わされる世間話でも、自分が話題の中心にいないと気が済まないのがお局です。
誰かが始めた話しの隙間に入り込み、そこからは自分の話にすり替えて、延々と話し始めます。
しかも、話の終わりが見えないので仕事の手を止めないといけないことも。
話題はつまらないし、お愛想笑いを続けるのもうんざりしてしまいます。
このような事態に見舞われるたびに、お局の嫌われ度は急上昇。
そのことに気付かないままに得々と話し続けるのですから、たまりません。
自分のやってきたことが全てであり、新しい人たちの効率的なやりかたを徹底的に嫌うのがお局の特徴です。
自分の業務を他の人に手出しされることを嫌い、だからといって特別に優秀なわけでもありません。
うっかり、「これからは、このように変更します」と提案したなら、徹底的な反撃に遭い、提案がすんなりと採用されることは永遠にありえないのです。
頑なに「私がいないと会社は大変なことになる」と思い込み、恥ずかしげもなく公言しています。
そんなお局をみんなが疎ましく感じているものの、誰もが排除できません。
「触らぬ神に祟りなし」とばかりに、お局のことは見て見ぬ振りでやり過ごすしかないのです。
強烈なキャラクターを発し続けるお局。
そして、どんな職場にあっても疎まれ、嫌われる存在なのです。
しかしながら、排除されないままに生き続けるのですから、驚きです。
願わくは、あまり係わらずに毎日を過ごせますように。