仕事が休みの日は、とりあえず家で見たくもないTVの電源を入れる。
あとは時の流れに身を任せて、夕方になるのを待つ。
このような超強烈無趣味人間は、果たして魅力がない人間なのでしょうか。
夢中になれる趣味がある人とは、目がイキイキしており、覇気があって魅力的に映ります。
ではその間反対の無趣味の人の生き方は、周りの人にどう映るのでしょうか。
趣味に夢中な人は、自分が楽しむために精一杯で受け入れられるキャパに限界があります。
しかし無趣味な人とは、普段から物事に対してエネルギーを使っていないので、言い方を変えれば力を持て余しています。
心に余裕があるので、周囲の状況を把握するスキルに長けています。
本人は自覚がないかもしれませんが、周りから見れば気が利く素敵な人に写っているかもしれません。
お金のかからない趣味はたくさんありますが、追及してしまうと、どうしても趣味にお金をかけたくなってしまいます。
人間の欲求は良い意味で満たされることがなく、その欲求のおかげで成長することができますが、コントロールを間違えると予期せぬ無駄遣いに繋がってしまいます。
無趣味の人は、その点に関して安心です。
浪費の対象となるものがないので、お金はどんどん溜まっていくでしょう。
無趣味とは、必然的に同時にお金が貯まるという状況になるのです。
起業家で多趣味で、毎日多忙に追われるパートナーからすれば、無趣味の奧さん又は旦那さんというのは心強い味方。
本人がパートナーのためにしてあげられることを探す意欲があれば、夫婦の関係はどんどん向上していくはずです。
無趣味だからこその、多忙なパートナーへのサポート。
特にやりたいことが見つからないのであれば、やりたいことだらけのパートナーのサポートに徹底することも、素晴らしい生き方だと思います。
無趣味な人が魅力がない人だというのは、大きな誤解です。
他人への心配りが上手だったり、効率よく貯金できたり、誰かのサポートができたり、無趣味の人ならではの魅力だらけです。