園児「将来保育園の先生になる」先生の内心『やめておけ…』

笑う子供

私の務める保育園では、毎月誕生会を行っている。

全園児・保育士が同じ部屋に集まり、誕生月の子ども達をお祝いする。

歌を歌ったり、手遊びしたりして、最後に誕生月の子ども一人ひとりに『大きくなったら何になる?』とインタビューをする。

『かんごしさん!』『けいさつかん!』『かめんらいだー!』

とても微笑ましい光景だ。

しかし、あるひとつの職業を子どもが発すると、一瞬、ほんの一瞬だが保育士にしか聴こえない不協和音が鳴るのだ。

『大きくなったら何になる?』

『おおきくなったら、ほいくえんのせんせぇになりたいです』

 

現役主任が語る保育園の人間関係

現在保育士として働いている人の数は約59万人である。

その多くが保育士の養成校で保育士の取得をしている。

保育士養成校の学生の内、約8割が【保育士になるのが夢だったから】という理由で日々保育の勉強をしている。素晴らしい。

保育士という仕事に夢を持って、給料は安そうだけどやりがいありそうだし、子どもが好きだし・・・。

日本全国の保育園で毎年約6万人の保育士が新規採用されている。

そして同時に毎年約3万7千人が退職している。

退職理由の一位はやはり人間関係(33.5%)である。

筆者は保育士としてこれまでいくつもの保育園で勤務にあたってきたが、人間関係が良い保育園なんてひとつもなかった。

よくあるのが派閥争いである。

ベテランBBA保育士同士のいがみ合いに、中堅・若手の保育士が巻き込まれ、そこからまた派生する不協和音。

そしてそんなBBAに限って保護者受けだけは良いという理不尽。

保護者の前では名女優。ほんとそこだけは尊敬できます。

園長や主任も手を付けられない。結局退職に追い込まれるのは保育の世界に夢を持って入ってきた人なのである。

そういった場面を筆者は何度も見てきたし経験もしてきた。

現在、キャリアも積んで主任となった私は過去の経験から職場での人間関係には特に気を使っている。

特に若手の職員への気配りは怠らない。

BBAベテランを生み出さないような環境づくりにも取り組んでいる。

それでもたまに聴こえる不協和音・・・あの音はどこから・・・あれ・・・私の中から・・・。

 

おわりに

保育士というお仕事は低賃金・サービス残業・やりがい搾取というブラック企業の三原則が当たり前のようにある仕事です。

さらに女社会特有の人間関係。

もしあなたのお子様が『おおきくなったら、ほいくえんのせんせぇになりたいです』って言ったらどうしますか?

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