【北海道 20代後半 レイカ】
以前、食品工場にて臨時職員として働いていましたが、いくら頑張っても女性の正社員を採用することはないと断言されてしまいました。
私には正社員として働きたいという願望が強くあり、正社員であれば業務内容や会社関係なく採用試験に応募した結果、セブンイレブンから採用がありました。
正直、コンビニでの業務やスーパーバイザー(セブンイレブンでしたらOFC)に興味があるというわけではなく、大手企業だし安定した生活ができ両親を安心させられるだろうと思い、セブンイレブンに就職をしました。
結論から言うと、うつ病を患ってしまったからです。正確には双極性障害Ⅱ型です。
ずっと親元から離れたことのなかった私が、急に研修で何カ月もホテルで生活することになったという環境の変化や、毎週末は飛行機に乗り地元へ帰らなければならないので、その移動で休日がつぶれてしまい充分な休養が取れていなかったことがきっかけだと思います。
その後、研修を終えてトレーニングストアで店舗業務を行っていたのですが、本部からの指示と現場での店長からの指示の違いへの戸惑い。
また、店長から教えてもらい実行しなければならない課題をなかなかやらせてもらえず、同期と大幅に差がついてしまい、徐々に食事と睡眠がとれなくなり、うつ病の診断を受けて1度目の休職となりました。
絶対に会社を辞めたくないという気持ちがあり、半年の復職期間を経て復帰をし副店長にまで上がることが出来ましたが、他の社員から病気を理解してもらえず、「怠けてるだけ」「病気を言い訳に仕事をしたくないだけ」と店全体に悪口を言いふらされた上、まともな仕事をさせてもらえず、ずっと店内清掃をやり続ける日々が続き、病状が悪化。
そして2度目の休職となりました。
復帰後は店舗移動があり、新たな気持ちで仕事ができると思っていましたが根も葉もない悪口は新たな店舗にまで広まっており腫れ物に触れるような対応や、事前に伝えていた休憩をサボりとして扱われた上、従業員からの自殺未遂の報告などに心身が疲弊し、再度病状が悪化してしまいこのままでは本気で自分は死ぬ以外の道を選ばなければならないと思い、辞める決断をしました。
3度目の休職明け、セブンイレブンでは30日チャレンジと言って復職後30日間欠勤、遅刻・早退をしてはいけないというルールがあるのは承知していたのですが、どうしても体が持たず上司から休むように促され1日休んでしまいました。
シフトをずらして週休にすることもできないタイミングだった為、人事労務部から退職するしかないという電話をもらいそのまま辞職を告げました。
その後は送られてきた書類に記入をし、関係者に誰にも会わずに無事退職をしました。
辞めたあとは、解放感がすごくありました。正直、これで死なずに済むと思ったのが率直な感想です。
辞めた後振り返れば、働いていた時は必死すぎて気付かなかったけれど上長からのパワハラや洗脳に近い教育、催事・予約商材の自己買いの暗黙の強制。
サービス残業など、ブラック企業と言われるに納得できすぎる要素が多すぎて、長く務めずあっさりと幕を引いて正解だったと思っています。
現在は病状は安定はしてきていますが、コロナの影響やまたストレス等が原因で病気が悪化することへの恐怖から再就職はできずにいます。
予約商材や廃棄品の購入などで出費も多かったのでお金も貯められず、勤めていたことにただひたすら後悔をしています。
とにかく、自分に合わないと感じたらすぐに辞めることを勧めます。
無理に頑張りすぎて体を壊しては元も子もありませんし、乱暴な言い方にはなりますがよほど神経が図太い人間でなければ、コンビニを見るだけで心がすり減ってしまいます。
店舗によっては違うのかもしれませんが、ルール違反をしても結果が出せればいい。面倒なことはバイトに任せればいい。なんて考えの持ち主でないと長続きしないと思います。
本部も改善するお気持ちのみの表明で実行にはなかなか移してくれない上、隠蔽体質です。
他にきっとあなたに合う仕事があるはずです。辞めることも一つの勇気であり、新たな一歩を踏み出すために思い切ってください。