自分だけ「しんどい」「辛い」とアピール主張する母の心理2選

疲れた母

母親は事実ずっとしんどいものです。洗濯、食事の支度、掃除いわゆる家事はずっとしんどいし、子供が小さければ世話をするのがもろにしんどいし、成長すれば言う事をきかない子供と対決するのがしんどい。この母親の辛さの真髄にアプローチし心の内にメスを入れ、本当の心理2選を紹介します。あなたが母親ならどちらでしょうか?

 

間違いないのは旦那へのアピール

これはシングルマザーじゃない場合の話になりますが「どんなにいてもいなくても同じ、空気の方がもちろん有難い」とか、無人島に行く時子供以外で一人連れて行っていいと言われた時に「この人だけは置いて行こう」と思ってしまうような存在であっても夫という人物が母親の住空間にいるという場合ですね。

とにかく、夫という存在が「しんどい」「辛い」の原因になっているわけです。だから母親が「あー、疲れた、ハー」とかあからさまにため息をついている場合。夫に向けられています。「辛い」「しんどい」とか感情表現の言葉じゃなく、「何で私だけ」とか「結局私がやるんだ」とかそういう具体的な叫びが口から吐き出てきていると言う場合が多いでしょう。

こんな言葉を聴いて「しんどいんだ」「辛いんだ」と理解して「何とかしてあげなきゃ」となる、なんてことはまずこういう家庭内ではあり得ません。夫はそういう母親の言葉を聴いても何も感じないし自分には関係ないと思っていて無視することに罪悪感など微塵も感じていないに決まっています。

そういう父親を見て育つ子供たちが同化していくというのが最悪のシナリオです。これは子供の性格にもよるのでそうはならない場合ももちろんあります。でも、もし同化して行ったとしたら母親のしんどさ、辛さは年々重量を増して行き子供が10代、20代になった時には重い岩の下敷きになっているような状態で岩を自分でどけることすら出来ない状況下にいるかもしれません。

この状況を招いたのは「辛さ」「しんどさ」を生理的に無視できる幸せな夫の存在に他ならないのです。そして同じ遺伝子の子供たちがそれを引き継ぎ倍増させたという結果です。

 

誰かにアピールじゃなく自分を解き放つ一言

この場合はシングルマザーの場合も含まれます。「今日も辛かった~」とか「また、しんどい日やってきました」とか苦境にあるときに自分で自分を励ますためにわざと口に出して言うという性格の母親も当然います。こういう人はもともと前向きでプラス思考な性格なのです。

例えばインフルエンザになってしまい体が本当に辛い時を考えてみましょう。多くの後ろ向きマイナス思考の人なら「子供を病院に連れて行った時に移ったに違いないわ。何で私がこんな辛い目に合わなきゃならないんだよ。私は被害者辛すぎる」とか怒りの感情を含めた辛さがこみ上げてきて、病は気からでただのインフルエンザ以上の辛さで何日も寝込んでしまうかもしれません。

一方、ポジティブマインドの母親の場合「今年もインフルエンザやってきました、負けないぞ」と普通に思えるのです。「病院で移ったか、まっしょうがないかな~」みたいな感じです。「私はインフルエンザだ!大手を振って世の中のためにおやすみなさい」とベッドで平日の日中ゆっくり休めることを喜ぶのです。

病は気からですから治りは速くそれでも解熱後何日か感染予防のために外出出来ない間は「しめしめ」と家で充実した時を過ごすことになるのです。そして完治した後に「インフルエンザ、辛かったですよ、一時は」なんて誰に言うでもなく、でも確かに振り返りとして口に出します。

この心理は「辛い、しんどいインフルエンザ、今年も乗り越えました、私すごい!」という思いでしょう。

 

まとめ

母親である限り「辛い」「しんどい」時が全くないということはあり得ないことです。庭にプールが3つあるような家の奥さんだって子供がいる限り状況は同じなのです。一瞬「子供にネガティブな言葉聴かせたくない」というのが正解と思えますが、そうじゃなくて親子だからこそ心を分かち合うことも大事かもしれません。もちろん、子供の「辛い」「しんどい」の声も聴いてあげながらです。

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