毒親か不器用なだけか?子供に過干渉し支配するタイプは危険

最近よく話題に上がるようになった、子どもの人生に致命的な損害を与えてしまう親通称「毒親」といわれる存在。

いったいどこまで行くと毒親なのか?

ただ不器用なだけじゃないのか?この記事を読みながら考えてみましょう。

 

過干渉になる親

まず毒親といえば、子どもの一挙手一投足にまで手を加えてしまう過干渉なタイプがよくイメージされると思いますが、ただ心配性なだけで不器用な対応しかできないのという可能性もあります。

どこでそれを判断すればよいのかというと、ズバリ子どもに自分に自主性があるのかどうかです。

毒親レベルまで過干渉になってしまうと子どもは自分の頭で考え、行動する力が病的なまでに弱まってしまいます。

例えるならば、指示があるまで一切行動をとらなかったり、自身の将来のことまで人任せにしてしまうという風になってしまうでしょう。

一方でただ心配性で不器用なだけなら子どもはしっかりと考える力を持っていて、親が心配になって「あれは大丈夫か?これは大丈夫か?」と聞いたりしてもきっと、「大丈夫だから心配しないで」と返してくれるはずです。

このように結果が分かりやすく出てきやすいため、過干渉なのか心配性なだけなのかは見分けやすいといえるでしょう。

しかし心配性も行き過ぎると過干渉になってしまうため注意してください。

 

子供を支配する親

次に最初のケースと同じくらいイメージされるのが子どもを支配してしまう親でしょう。

これが何よりも厄介であり、本当に支配しようとしているのか、ただ接し方がわからなくて不器用な対応をしてしまっているのかの判断が出来ないのです。

その一例が「あなたのために」というものであり、「私の思うようにやればうまくいくからあなたのため」なのか、「私の思い通りにすることが結果がどうであれ幸せなのだからあなたのため」なのか本質が分からないのです。

前者後者ともに説得は困難になるでしょうが、前者であれば子どもの幸せのためを願っているのは間違いないのでまだ説得は不可能ではないでしょう。

後者は私の幸せは子どもの幸せだと思いこんでいるため、どうすることもできない可能性が高いです。

大人はどうすれば正解へたどり着けるか知っていることが多いため、子どもを誘導しているうちに上記の前者のように答えにたどり着くことが幸せという考えになってしまう人も少なくないでしょう。

子どもは正解を探す経験も重要になるため、長い目で見ることを忘れないようにしてください。

 

まとめ

自分がもしかしたら毒親になって自分の子どもを傷つけているかもしれないと心配する人もいるでしょう。

ですがこの先の未来を創る子供たちのために、心配であったとしても、信用して送り出してやってください。

あなたが子供に不器用に接していたとしても、あなたの思いが伝わっていれば、きっと子どもはあなたの愛情に気づいてくれるでしょう。

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