人形を使ったゴッコ遊びの効果・メリットとは!子供の脳の発達効果が期待できる?

おままごとで遊ぶキッズ

1~5歳位の子供によく見られる「ゴッコ遊び」。

子供同士で役になりきって遊ぶ姿は微笑ましいですよね。

この人形を使った「ゴッコ遊び」。

遊びとはいえ、成長期の子供の心や脳にとても良い影響をもたらしてくれます。

そこで、今回はゴッコ遊びが子供に与える効果やメリットについてご紹介します。

 

人形を使ったゴッコ遊びの効果・メリット

 

①コミュニケーション能力

一つ目のメリットは、ゴッコ遊びはコミュニケーション能力の発達に効果的だということです。

ゴッコ遊びの中では、普段恥ずかしがり屋でなかなか自分を表現できない子供でも、役になりきって、他の人形に話し掛けたり演技をします。

さまざまな役になり、さまざまな状況を演じることにより、実生活で周りの人と関わることの練習になります。

 

②思いやりの気持ちが芽生える

二つ目のメリットは、ゴッコ遊びの中を通して、自然に相手の気持ちを想像出来るようになることです。

色々な役になることで、「この役ならどんな言葉を話すのだろう。こういう場面では、どんな気持ちになるのだろう。」と自ら考える力が身に付きます。

こうして、「相手を思いやる」という、人として大切なことを学んでいきます。

 

③構造力の向上

そして、三つ目のメリットは、心の面だけではなく、脳にもとてもいい影響をもたらしてくれるということです。

端から見ると、ただ遊んでいるだけのようにも思えるゴッコ遊びですが、よく観察すると「構造」が見えてきます。

ゴッコ遊びは、まず最初に、何の役になるかを計画します。

友達と一緒に遊ぶ場合は誰がどの役になるのかを相談します。

同じ役になりたい子供が複数いれば、ジャンケンや話し合い等、子供同士が考えた方法で決めます。

役が決まれば、自分の与えられた役を演じます。

それぞれの役には、「こうであろう形」があります。

例えば、お母さん役なら赤ちゃんのお世話をしたり、ご飯を作ったりします。

また、赤ちゃん役なら、泣いてさまざまな要求をします。

その中で、明らかに「これはないだろう」状況になれば、他の子供が指摘することもあるでしょう。

指摘された子供は、納得する場合もありますし、「なぜ自分がこう演じたか」を相手に説明することもあるでしょう。

そういった流れを繰り返すことにより、

計画や相談、想像、指摘等、脳の成長の土台となる力を養っていけるのです。

子供にとっては楽しく遊んでいるだけなのに、気付かぬうちに脳の成長を促してくれるのなら、ママにとっても、子供にとっても嬉しいですよね。

 

まとめ

いかがでしたか。

子供達が大好きな「ゴッコ遊び」にはメリットがたくさんあります。

豊かな心の成長と、脳の発達を促ために、ゴッコ遊びは最適ですね。

ぜひ、ママも一緒にゴッコ遊びを楽しんで、大切なお子さんとのふれあいの時間を過ごしてみて下さい。

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