【埼玉県 30代前半 エリカ】
私がローソンストア100で働こうと思った理由は、家から徒歩3分と近かったこともあり、通勤が非常にラクだと思ったからです。
また、友人が働いてもいて紹介されたというのもあります。
友人に仕事内容についても教えてももらえましたし、難しい作業も特になさそうで仕事も楽しく出来るのではないかと思ったからです。
家から近いという理由で、時間帯問わず人が足りない時間にしょっちゅう連絡がくるようになりました。
最初は稼げるからいいかと思っていたのですが、仕事に追われ自分がしたいことなどが何も出来なくなっていきました。
しかも働いてほしい30分前などに連絡がきて、予定があっても断れない雰囲気で毎回連絡をしてもくるため、プライベートを犠牲にするしかありませんでした。
また、価格帯が均一な商品が多く安価なこともあり、客層が悪くマナーなどの意識が低いお客様が目立ち精神的に参ってしまいました。
具体的には、商品の陳列作業中などに痴漢にあったりしたことです。陳列棚の幅が狭いこともあり、店長に伝えても気のせいと一蹴され話を聞いてもらえませんでした。
陳列中に痴漢をしてくる常習犯の方から、とうとうレジ前でも目立つ痴漢行為をされたことがきっかけです。
陳列棚は幅が狭かったため四角となり防犯カメラの映像に映ることがなかったのですが、レジの前だったためハッキリと痴漢をされているのが防犯カメラに映ることとなりました。
泣きながら家に連絡をし親に来てもらい、防犯カメラを一緒に見てもらい、親が店長に怒ることで警察を呼ぶことに成功しました。
そのお客様は出禁のかたちとはなりましたが、警察から「痴漢が辛いなら貴女が辞めればいいこと」だと店長の前で言われたため、仕事を上手く辞めることができました。
プライベートを犠牲にし働いていたため、いつの間にか貯金がかなり貯まっていました。
それなので、まずはそのお金を使い気晴らしを沢山しました。
中々遊ぶことができなかった友人にも連絡し、今まで我慢していたぶん自分の時間を最大限楽しむことに集中しました。
そして、家から近いという理由で職場を選ぶのを辞めるようになりました。
また、どうやら私に仕事を紹介された友人は、その職場を辞めたいことを店長に伝えると代わりの人を紹介するように言われたとのことで、かなり謝られたので今でもたまに会ったりもしています。
私は警察が動いてくれるまで辞めることが出来ませんでしたが、プライベートを犠牲にしてまで働き、正直身も心もボロボロな状態となりました。
辞めたいと思うのは自分の意志なため何も悪い事ではありません。
ハッキリと自分の意志を言うことの大切さを私はこの職場で学びました。
辞めたいときは辞めたいとハッキリ言って大丈夫です。