なぜ浜松なのか、定番お土産うなぎパイのエピソード

静岡県浜松市生まれの私が、親戚からもらったり、家族に購入したり、お土産の「うなぎパイ」は長年とても喜ばれています。

浜松市で有名な浜名湖と言えばうなぎです。

「うなぎをテーマにした浜松市らしいお菓子を作ろう」と考えたことをきっかけに、1961年に春華堂独自の「うなぎパイ」が誕生しました。

とてもシンプルな「うなぎパイ」の原材料は、バターとグラニュー糖、小麦粉です。

 

浜松定番土産「うなぎパイ」にまつわる話

「うなぎパイ」の香りや口当たりを左右するため、厳選したバターを仕入れ、お菓子に合わせて精製された大きな粒子のグラニュー糖、品質チェックされた小麦粉が使われています。

3つを合わせた生地に、うなぎのエキスを加えて焼いたあと、ごく一部の人しか知らないオリジナルで秘伝のタレを塗ると、「うなぎパイ」の完成です。

職人による手作りが継承されている「うなぎパイ」の数千層の繊細なパイ生地は、日々の温度や湿度に合わせ、原材料の混ぜ方や折り方が調整されています。

うまく調整できるまで10年ほどの鍛錬が必要なほど、難しく繊細な技です。

「一家団欒のひとときを、『うなぎパイ』で過ごしてほしい」という願いが込められたこのお菓子のキャッチフレーズは、“夜のお菓子”です。

そんな「うなぎパイ」のほか、シリーズになっているいくつかの種類があります。

「うなぎパイ」の頂点を極めた最高級の「うなぎパイV.S.O.P.」に包み込まれた高級ブランデーの香りと、マカデミアナッツの風味が楽しめます。

「うなぎパイナッツ入り」は、ふんだんに使われているアーモンドのひと味違う美味しさが楽しめます。

静岡県のしらすの風味を大切にした「しらすパイ」は、グラニュー糖の甘さとバターの風味が楽しめるうえ、ザラメとほんのり効いたワサビ味の辛みが、おつまみにも合います。

ナッツと蜂蜜が入っている可愛らしいミニサイズの「うなぎパイミニ」や、もらうと嬉しいお土産に重宝するうなぎパイ詰合せもあります。

浜松市中区にある春華堂本店のほか、中区だけでも佐鳴湖パークタウン店や、遠鉄百貨店SHOP春華堂、SWEETS BANK SHOP春華堂などの店舗があります。

店舗のうち西区大久保町にあるうなぎパイファクトリーでは、製造工程が公開されており、工場見学ができます。

無料で自由に見学できるほか、予約制のファクトリーツアーは、コンシェルジュが仕込みや仕上げ、焼き上げ、検品、包装、箱詰めまでわかりやすく説明してくれます。

ファクトリーにあるうなぎパイカフェでは、ミルフィーユ仕立てのモンブランや紅茶パフェなどの「うなぎパイ」を使ったスイーツや、和風オムライス、丼などの食事も楽しめます。

春華堂本店やうなぎパイファクトリー、佐鳴湖パークタウン店、遠鉄百貨店SHOP春華堂などでは、とてもお買い得な大袋に入ったパイが買えます。

「うなぎパイ」と、「うなぎパイV.S.O.P.」、「うなぎパイミニ」の3種類あるお徳用袋には、形が悪い、割れている、基準より大きいなどの“訳あり”のパイが入っています。

多少見た目が悪くても味は全く変わらず、お土産でなければ、たくさん入っているお徳用袋は、自宅用にうってつけです。

 

まとめ

以前勤務していた職場での一番人気が「うなぎパイ」だったため、私が「浜松に行く」と言うと先輩や後輩たちに「うなぎパイ、よろしくね」と言われました。

お土産に購入した「うなぎパイ」のほか、見た目が悪いお徳用袋のパイも、みんな喜んでいました。

いろいろな所に旅行して購入したお土産の中でも、「うなぎパイ」は群を抜いて喜ばれました。

浜松に行く機会があれば、必ず購入したいお土産です。

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