SDGsとは?超分かりやすく解説!ロゴの意味や個人でできる活動内容も紹介

SDGsとは

SDGsとは「持続可能な開発目標」の略です。そもそも発音の仕方が、S.D.G.S.と読む人もいますが、エスディージーズです。

2015年9月の国連サミットで採択されたSDGsは、2016年から2030年までの15年間に193の国連加盟国が設定した目標です。

 

17の目標

1
貧困をなくそう
2
飢餓をゼロに
3
すべての人に健康と福祉を
4
質の高い教育をみんなに
5
ジェンダー平等を実現しよう
6
安全な水とトイレを世界中に
7
エネルギーをみんなに。そしてクリーンに
8
働きがいも経済成長も
9
産業と技術革新の基盤を作ろう
10
人や国の不平等をなくそう
11
住み続けられるまちづくりを
12
つくる責任、つかう責任
13
気候変動に具体的な対策を
14
海の豊かさを守ろう
15
陸の豊かさも守ろう
16
平和と公正をすべての人に
17
パートナーシップで目標を達成しよう

 

ロゴの意味

カラフルなロゴは、クリエイティブ ディレクターの Jakob Trolbeck によって作成されました。円形のデザインにした理由について、「すべての目標がまとまり統合されているような印象を与える、太陽のような形を作りたかった」と説明しています。

 

ロゴは自由に使える

原則として、ロゴはSDGsに賛同する企業・団体が自由に使用できます。ホームページやチラシ、ポスターだけでなく、最近では名刺などにロゴを印刷するケースをよく見かけます。

 

使い方

SDGsロゴの無料で使用可能です。
ロゴの使用には細かいルールがあります。ロゴを使用する際には、ルールを遵守することが義務付けられています。主なルールと間違えやすいルールを紹介します。

ロゴには、「国連以外の組織向け」と「国連システム内の組織向け」の2つのバージョンがあります。後者には、いわば国連のマーク、関係者に捧げられたロゴがあります。基本的に、国連マークのない「非国連団体」のロゴを使用します。

「非国連主体」という言葉はイメージしにくいですが、「あなたの会社」と言い換えるとわかりやすいです。この記事では、国連外の事業体であることを前提に注意点を解説しています。

 

基本ルール「ロゴやアイコンを改変しない」

SDGsロゴ、カラーホイール、17種類のアイコンを使用する際の基本ルールは「改変禁止」です。

それを念頭に置いて、注意すべきいくつかのルールを見てみましょう。

 

色を変えないでください

SDGsのロゴは、白黒バージョン、白黒反転バージョン、カラーバージョンの計3パターン。 カラー版は白地とライトグレー地の2パターンありますので、ロゴだけで4パターンあります。

SDGsのアイコンは、カラー版、反転版、白黒版の3パターン。 ロゴの色を反転したバージョンや、アイコンの白黒を反転したバージョンはありません。 アイコンの色を自分の色に変更するなど、提供されているもの以外を使用することはできません。

 

フォントを変更しない

SDGsのロゴやアイコンのフォントは変更できません。掲載の画像はそのままご利用ください。

 

形を変えてはならない

ロゴまたはアイコンを拡大または縮小して縦横比を変更したり、一部のみを切り取ったり影を付けたりすることは禁止されています。

 

SDGs 個人で簡単にできること

企業ではすでにトヨタやユニクロといった大きな会社がSDGsの取り組みを開始しています。

そこで、個人ができる簡単なこととして考えられることを見てみましょう。

 

水を節約する

私たちは毎日水を使うので、節水はSDGsで簡単にできることだと言えます。

世界にはまだまだ水不足に悩む国や地域があります。

日頃から節水を意識している方も多いかもしれませんが、生活の中で水が使われるあらゆるシーンを見直すことで、さらなる節水につながります。

 

紙くずを減らす

紙ごみの削減も、SDGsで簡単にできることです。

紙の無駄遣いは森林資源の無駄遣いにつながり、紙を焼却するにはエネルギーも必要です。

紙をコピーするとき、本当にコピーする必要があるのか​​、オンラインで管理できるのかを考えるだけでも、紙の無駄を減らすことにつながります。

 

オンライン決済サービスを利用する

普段何気なく使っているレシート用紙も、気分次第で減らせます。

オンライン決済サービスを利用することで、レシート用紙の使用量を削減できるだけでなく、自宅で決済できるため、車での移動に伴う二酸化炭素排出量の削減にもつながります。

 

環境に配慮した製品とサービスを使用する

簡単な取り組みから始めたい方は、環境に関するボランティア活動などに参加するのは難しいかもしれません。

そんな時は、環境に配慮した商品やサービスを利用することから始めてみてはいかがでしょうか。

例えば、二酸化炭素をできるだけ排出しない方法で製造された製品、使い捨てではなく繰り返し使用できる製品、複数の人々が共有できる製品やサービスなどです。

 

冷暖房の温度設定に注意

冷暖房の設定温度を意識することも、SDGsの簡単な取り組みです。

冷暖房の消費電力は設定温度によって異なりますので、体調に気をつけながら、夏は高め、冬は低めに設定して節電しましょう。

 

地元の食材を買う

地方の過疎化により農畜産業が衰退し、経済的に困窮する自治体が増えています。

地元の食材を購入することは、地域活性化につながるシンプルな取り組みです。

また、遠い国から届く食材は、輸送段階でエネルギーを消費し、それに伴い二酸化炭素を排出します。

地元の食材を購入することで、輸送エネルギーの削減にも貢献します。

 

マイバッグやボトルを持ち歩く

マイバッグやマイボトルを持ち歩くことは、SDGsで簡単にできることです。

レジ袋やペットボトルはプラスチックでできていますが、きちんと回収・分別しないと、多くが海に流れ出してしまいます。

適切な分別も大切ですが、そもそもプラスチックごみを出さないためにも、普段よく使うレジ袋やペットボトルではなく、マイバッグやマイボトルを持ち歩くなどの簡単な対策が大切です。

 

使わなくなったものを寄付する

日本には、国内外で物資を必要とする人々を支援する非営利団体があります。

使わなくなったものを寄付するだけでも、人と国の不平等をなくすことができます。

家の中で使わなくなったものを整理するという簡単な取り組みから始めたいと思うかもしれません。

 

フードロスを減らす

現在、日本では食品ロスの約半分が家庭で発生しています。

フードロスは限られた食料を無駄にするだけでなく、廃棄物処理に多くのエネルギーを消費します。

食品ロスを少しでも減らすためには、食材を買いすぎない、捨てられたパーツの活用法がないかレシピを調べるなどの簡単な対策が欠かせません。

 

まとめ

SDGsの達成はもちろん国や企業の取り組みが大きくかかわっていますが、私たち個人が一人一人意識していくことも必要です。まずは身の回りの小さなことからでよいので、地球とヒトのためにSDGsを気にしていきたいですね。

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