日本では、知的職業・キャリアとして、一般的には医者・教授・官僚・外資系・弁護士がトップ5と言われる事が少なくありません。
そんな職業・キャリアについて、独断と偏見を織り交ぜて順位を付け、その理由を簡単に解説しました。
さて、あなたはこの順位に納得されるでしょうか?
職業・キャリがいかに知的であるかは、あくまで勉学的な知的の意味として評価しています。
そもそも知的水準と人間として立派で尊敬できるのかと言った事とは全く別物であり、その事は除外して評価している点をお断りしておきます。
知的キャリアの順位は難しいですが、まず官僚を1位としました。
官僚になるには国家資格などは不要ですが、それだけに新卒で優秀な人材が一発試験でしかなる事が出来ないと言う点で、官僚の中でもキャリア官僚に限定して1位としました。
最近では、東大卒の優秀者は官僚よりも民間企業や起業を目指す人が増えていると言われていますが、キャリア官僚は知的水準が高い秀才しかなれないと言う事は現在も言えます。
第2位は教授です。
教授と言ってもその知的水準には格差があります。
しかし修士課程や博士課程を経て、助教→准教授→教授と、運もありますが、論文等の実績をベースに昇格していくシステムで、知的水準は平均的に高い事に間違いはありません。
弁護士は最難関の国家資格に合格する必要があり、一般的には知的水準が最も高いと思われがちです。
もちろん、決して勉学が出来ない人が弁護士になる事は難しいものです。
しかし資格試験に合格すれば、逆に弁護士になれると言えます。
しかもその資格試験は、一度だけしか受けられないものではなく、何度もチャレンジできるものです。
その上、知的創造力も弁護士となるにはあまり必要ありません。こうした事から第3位としています。
医者になるには、まず医学部を卒業し、医師免許を取得する事が必要です。
多くの総合大学では医学部は、各学部の中でも最も偏差値が高い人が受験するため、知的水準が低いとは言えません。
しかし医学系の専門大学の中には、それほど偏差値が高く無くて、入学できる所も少なくありません。
こうした私立の医学大学は授業料等が高く、お金がある開業医の子弟が多く入学しています。
従って、医者と言えども玉石混交だと判断して、第4位としました。
民間の外資系企業にも色々あり、民間企業の中で外資系に就職する人が、必ずしも知的レベルが高いとは言えません。
外資系の社員として、外資系や巨大企業を渡り歩き、キャリアアップしたスーパーサラリーマンがマスコミで取り上げられる事が多く、知的レベルが高いと思われがちなのです。
日本の企業でも競争が厳しく、キャリアを積んだスーパーサラリーマンがいる企業は沢山あります。
こうした点から、第5位としました。
上記に記載した理由をベースに、独断と偏見で、知的レベルの高い職業・キャリアとして、官僚(キャリア官僚)→教授→弁護士→医者→外資系と順位を付けました。
この順位は、冒頭にも記載した様に、人間性とは関係なく、勉学的な知的レベルの高さの順位で評価しました。
この順位は、人としての優秀さや収入とも連動していません。
しかも職業・キャリア内でも個人差が結構大きい点にも注意が必要です。