お局と一口に言っても様々なタイプのお局が存在します。
今回ピックアップするのは既婚お局と独身お局です。
結婚しているかどうかでそんなに違うの?と思うかもしれませんが、実は結構違うものなのです。
では、独身と既婚でどのような違いがあるのか、徹底的に比較していきましょう。
まず最初に既婚お局について見ていきます。
既婚お局と言っても、子供の有無、年齢でも違いがあります。
お局と言うとヒステリックなイメージがありますが、子供の年齢が小さいお局ほどこの傾向は強くなります。
小さい子供は目を離した隙に何をするか分かりませんから、いつでも緊張状態にあると言えます。
神経質になっている時は、とにかく感情的になりやすく、また細かい事が気になってしまいます。
子育て中のお局の多くが心に余裕がなく、いつもピリピリしているのはこの為です。
更に学費も掛かりますから仕事に関してもシビアになっています。
では子育てが一段落ついたお局はどうでしょうか。
こちらは子供を育て上げただけあって、肝が据わっており内面的にはとても強い方が多いです。
これまで子育て中にあった様々な事を乗り越えてきたのですから当然です。
些細な事には動じず、ひたすら力技で対応してきます。
このタイプのお局は年齢を重ねてきただけあって、確固たる「自分」というものも強く持っていますから、人に何を言われても中々意見を曲げません。
既婚で子持ちお局は、子供を守る強い母親像が凝縮されたような存在ですので、何をしても跳ね返されてしまいます。
ちょっとやそっとでは太刀打ち出来ないのです。
しかし子供の母親だけあって、母性をしっかり持っている側面もあります。
ですので、実は面倒見が良く何かトラブルがあった時には怒りながらもサポートしてくれたりもします。
腹を割って話してみたら案外良い人だったというのも、この既婚子持ちお局に多いのではないでしょうか。
既婚お局は仕事だけでなく、自分の家庭、更に夫の家族にも気を使います。
これは子供のいない既婚お局も例外ではありません。
結婚していれば親戚付き合いが避けられない事も多くあります。
義理の家族との仲が上手く行ってない場合も多く、それに加えて家族のお世話もありますからストレスを抱えており、いつでも臨戦態勢が整っているのです。
そして独身お局です。キャリアウーマンタイプで、自立した強い女性像の塊と言えるかもしれません。
しっかりしており物事を完璧にこなすことを当たり前とするのは良いのですが、他人にも同じことを求めてくるお局は独身に多く見られます。
結婚していませんので、ライフスタイルの采配はすべてお局自身にあります。
自分の事は一人で決め、一人で進まなくてはならないのですからこのタイプのお局も必然的に内面が強くなっていきます。
更に親の介護問題等を抱えていたりもします。
既婚は自分の子供や夫の親戚関係など、夫婦で協力して対処する事が出来ますが、独身お局はすべて自分でしなくてはいけません。
ですので相談するというよりも、独断的なお局が多いのです。
しかしすべて自分がしなくてはいけないというプレッシャーも抱えており、意外に脆い一面も持っています。
やらなくてはいけない事があるのに、中々人に相談出来ずに自分で抱えてしまうのでキャパオーバーを起こして爆発してしまうのです。
このように甘え下手とも言える独身お局は弱みを見せまいとするので、出来て当たり前というスタンスを取ります。
しかし普段努力している分労いの言葉に弱い事も多く、お礼や感謝の気持ちを伝えると当たり前としながらも照れていたりします。
既婚お局と独身お局を比較しましたが、どちらにせよお局は手強い存在と言えるでしょう。
容易に対処できるものではありませんが、なるべく上手く付き合っていきたいものです。
お局のタイプ、そしてお局を取り巻く環境を抑えることで、対処法が見えてくる場合もあるのではないでしょうか。