牛肉を塩漬けしたコンビーフは、第二次世界大戦後に日本に伝わったとされる食材です。ナイアシンやビタミンB12、鉄分、亜鉛などの栄養を含んでいます。缶詰で販売されているので、日持ちして便利です。サンドイッチにすると美味しいですよね。
日本に伝わってから歴史があるコンビーフですが、意外と苦手・嫌いという人は多いです。コンビーフが嫌い・苦手と感じてしまうのはどうしてなのでしょうか。
今回は、コンビーフが嫌い・苦手な人の共通点を3つ紹介します。
コンビーフは、牛肉を塩漬けしています。肉が好きなら美味しく食べることができそうと思いますが、実は肉の油の白い塊のような部分がまずいという声が多いです。油の塊になっているところは、そのまま食べると油っこすぎてもたれるのです。
コンビーフの食感が嫌いという声もあります。硬くてややねっとりしていて、さらに口の中に入れると、モサモサしている・・・これは本当にお肉なの?と思ってしまうのでしょう。
コンビーフは独特のニオイがします。缶を開けると、犬や猫のエサのようなニオイがしたという声もあります。見た目もそのように見えてしまいがちなので、食べているとペットフードを食べている気分になってしまうのかもしれません。
ニオイや食感、見た目などからまずいと敬遠されがちなコンビーフですが、薬膳の効果もあると注目されている食材です。缶詰なので、何もない時にさっと食べることができる点も魅力ですね。何とか苦手を克服したいなという人は、次に紹介するコンビーフ嫌いを克服する方法をチェックしてみてください。
コンビーフの油の塊が気になる人は、加熱して油を溶かしてしまいましょう。コンビーフ臭さも解消されます。レンジでチンしてほぐしながら、ごま油や醤油、砂糖で味付けします。お皿に盛り付けて、中央をくぼませたら、卵黄をのせましょう。仕上げにゴマをトッピングすればコンビーフユッケの完成です。卵黄のまろやかさで、コンビーフも食べやすくなります。
コンビーフの味やニオイを感じさせなくしてくれるのがチーズとの組み合わせです。コンビーフと玉ねぎ、ジャガイモを油でいためて、塩コショウし、とろけるチーズをたっぷりトッピングして絡ませましょう。お好みでマスタードやケチャップを添えても美味しいです。
コンビーフ嫌いさんが、コンビーフ嫌いを克服するポイントとして、加熱することが挙げられます。加熱すると、気になるニオイや味、油の塊が解消されやすいので、実践してみてくださいね。