葉っぱにはβカロテン、茎にはビタミンCが多く含まれている長ネギは、冬の鍋に欠かせない野菜ですね。すき焼きに入れた長ネギは、味がしっかり染み込んでいてとても美味しいです。
そんな長ネギですが、実は苦手・嫌いという人も意外と多いです。長ネギが嫌い・苦手と感じてしまうのはどうしてなのでしょうか。
今回は、長ネギが嫌い・苦手な人の共通点を3つ紹介します。
長ネギは、アリシンと呼ばれる成分が含まれています。これは、ユリ科の植物全般に含まれています。強いニオイを発生させるので、長ネギを切っているだけでダメ・・・という人もいるでしょう。
長ネギは、加熱すれば甘くなりますが、生で食べると辛いです。この辛さの正体もアリシンが関係しています。辛さがダメという場合は、生で長ネギを食べなければ、食べることができるかもしれません。
長ネギを食べた後、しばらく口の中が臭いと感じることがあるでしょう。この臭いは長時間残ってしまうことがあるので、口臭の原因にも繋がってしまいます。生の長ネギは、特にニオイが強く出やすいです。
ニオイや辛さがまずいと敬遠されがちな長ネギですが、これらを発生させているアリシンという栄養素は、健康効果が高いことで知られています。特に疲労回復に良いとされているので、忙しい現代人は摂取しておきたいものですよね。何とか苦手を克服したいなという人は、次に紹介する長ネギ嫌いを克服する方法をチェックしてみてください。
細かく刻んでチャーハンに入れてしまいましょう。長ネギは、中華味と相性が良いです。中華味のチャーハンの素を使えば、長ネギの臭みや辛さも気にならなくなるでしょう。焼き豚や卵など、お好みの具でチャーハンを作ってくださいね。
ハンバーグには、みじん切りした玉ねぎを入れますが、これを長ネギに変えてみましょう。ひき肉に混ぜてしまうので、長ネギの存在感が気にならなくなります。豚ひき肉がおすすめです。
長ネギ嫌いさんは、みじん切りして料理に加えることで、長ネギの存在を感じずに食べることができるでしょう。玉ねぎの代用として使ってみてくださいね。