部屋を片付けたい気持ちがあるのに実行できない。それどころか日に日に部屋が散らかってしまう。そんな悩み抱えていませんか。
今回はミニマリスト歴7年の私が、片付けが苦手な人のための片付け講座を行います。
「もったいない」と思ってしまう気持ちが人よりも強い傾向があります。
このような方は注意が必要です。
まず、片付けが苦手な人の特徴の一つに、「もったいない」と思いを捨てられないことがあります。物を大事にするのは良いことですが、それは実際に使うものに限定しましょう。使わないものがあると、家の中が物でいっぱいになり、片付けられなくなります。
片付けが苦手な人の特徴として、「後でやる」と後回しにしたりします。片付け上手な人は「使ったら片付ける」とすぐに片付けます。
また、いつも部屋が散らかっていて、そもそも物の置き場所が決まっていないという方も多いようです。何をどこに置くかを明確にすることから始めましょう。
「部屋を片付けなきゃ」という気持ちは誰にでもあるものです。
では、なぜそれを実践できない人がいるのでしょうか。
これには主に次の3つの理由があります。
これらの原因について、それぞれ詳しく説明します。
片付けが苦手な人は、「物を先延ばしにする傾向がある」「物を捨てられない」「片付けを一気に終わらせようとする」などの特徴を持っています。
生まれ持った性格だけでなく、育った環境や子供の頃からの生活習慣も大きく関係しています。
部屋をきれいに保つためには、「物の置き場所を決める」「使ったものは元の場所に戻す」「毎日少しずつ収納する」ことが大切です。
また「今の収納スペースに置けないものは捨てる」という決断も大切です。
「部屋が全然片付いていない…」と嘆いているなら、部屋を一気に片付けようとするのではなく、毎日こまめに掃除を始めるとよいでしょう。
夫が仕事に出かけ、妻が家事をするという生活様式から、共働きが当たり前になった現代。仕事や家事、育児などで忙しくて、自分たちで片付けをする時間がないというご家庭が増えています。
この場合も、片付けが苦手な人と同じように、一気に片付けるのに時間を費やすよりも、「使ったら片付ける」など、散らかさないようにすることが大切です。「物を特定の場所に置く」自分で自分の世話をするイメージをもつことが重要です。
「部屋の状態=心の状態」と言われるように、「部屋が片付けられないのは精神的に疲れている状態」と言えます。
たとえば、仕事や人間関係のストレスによる活動量の低下が理由として考えられます。
すなわち、部屋を片付けたいが精神的ストレスがそれを妨げていると言えます。
このように精神的疲労が蓄積すると、人間はあらゆる行動にやる気がなくなり、「うつ病」や「摂食障害」など、さまざまな精神疾患を引き起こす危険性があります。
整理整頓は、クローゼットや引き出しにものを詰め込むだけではありません。必要なものと不要なものを選別し、特定の場所に配置することです。ここでいう定置とは、いつ使うかを考えて、出し入れしやすい場所を指します。適切な整理と保管はメリットをもたらします。
整理して保管することには、主に次の4つの利点があります。
整理して収納することで、物を探す時間を大幅に短縮できます。どこかを片付けたけど見つからない、という経験をお持ちの方は多いと思います。物を探すのは無駄な時間であり、その時間を家事に使えば効率が上がるはずです。特に、使う頻度が高くなればなるほど、必要なときに取り出し、使い終わったらすぐに片付けられることが重要です。
モノを整理・収納する際、「必要・不要」「使う・使わない」に分類することで、何があるかがわかります。物を仕分けしていると、同じものをたくさん見つけたり、落とし物を見つけたりすることも珍しくありません。持ち物が見つからないことによるムダやストレスを軽減できます。
物を整理整頓することで、部屋がすっきりと掃除しやすくなります。床やテーブルの上に置いたものを片付けながら掃除するのは、とても手間がかかり面倒です。その点、整理収納することで掃除の手間が減るため、掃除の負担が減るのも大きなメリットと言えます。
先ほども言いましたが、整理収納で何を持っているか把握できるということは、無駄な買い物を防ぐのに役立ちます。すでに購入したものをまた購入したり、紛失したりと考えたりすることを避けることができます。身の回りのものを整理して収納すれば、無駄な買い物を防ぎ、無駄な出費を抑えることができます。
最後に、片付け上手になる4つのポイントを紹介します。
片付けが苦手な人は、それを理解していない人が多いです。片付けとは、物を元の場所に片付ける行為を指します。そのため、元の場所=保管場所が重要です。収納スペースの確保には工夫が必要です。よくある間違いの多くは、とにかく新しい収納グッズを購入する人です。整理されていないものは一旦片付けられますが、収納グッズという新たな物が置かれさらなる混乱につながります。
一方、物を捨てるのも片付けの一種です。しかし、断捨離で物を捨てれば何とかなると思っていても、結局、ほとんどの物はもったいないから捨てられない、大切なものを捨ててしまって後悔している人も少なくありません。
自分の価値観を理解し、片付けの習慣を知ることが成功への近道です。まず、何のために掃除をしているのですか?あなたはどんな人生を送りたいですか?大切にしたいものは何ですか?大切にしたいことに向き合いましょう。
不要なものを捨てることではなく、必要なものを選別するのが大事です。
基本的には、戻す場所が細かく決まっている方が片付けやすいです。ラベリングすることで、物の定位置を細かく決めたり、引き出しの中を仕切ったりと、きちんとした仕組みを作ると片付けがしやすくなります。細かく仕分けできるタイプの収納グッズは収納時に迷わないので楽です。
タイマーで時間を決めてゲーム感覚で片付けに取り組んだり、片付け後の自分へのご褒美を用意するのも効果的です。また、理想のインテリアのイメージを膨らませてモチベーションアップするのもおすすめです。
お気に入りの収納グッズを先に揃えてモチベーションアップするのもおすすめです。デザイン性の高い収納グッズがあると気持ちは上がります。ただし物が増えるので買いすぎには注意しましょう。
次の4つの考え方を参考にしてみてください。
まず、現在の混乱から宝物からゴミを取り除きます。お宝はショーケースなど目につくところに保管してください。ゴミを取り除き、毎日使うものだけを残すと、人生はとても楽になります。
片付けをするメリットは、部屋がきれいになって気持ちが落ち着くだけでなく、無駄遣いを減らしお財布にも良い影響をもたらします。
片付けられない人は、ストレスを抱えていたり時間がなかったりなどの問題を抱えがちなので、まずは身の回りの環境を整えるのも重要です。
いつもきれいな状態を保ち、さまざまなメリットを獲得していきましょう。