食物繊維やカリウム、ビタミンC、葉酸が豊富に含まれているゴーヤは、夏野菜として有名ですね。沖縄ではゴーヤチャンプルーが夏の定番メニューでしょう。
しかし、ゴーヤが苦手・嫌いという人は意外と多いです。ゴーヤが嫌い・苦手と感じてしまうのはどうしてなのでしょうか。
今回は、ゴーヤが嫌い・苦手な人の共通点を3つ紹介します。
ゴーヤ嫌いの人のほとんどが、ゴーヤの苦みが嫌いと挙げています。独特の苦みがあるので、口に入れた瞬間にまずいとなってしまうのでしょう。この苦みは、モモルデシン、チャランチン、コロリン、ククルビタシンと呼ばれる成分が関係しているそうです。どれも苦み成分ということなので、ゴーヤに沢山の苦み成分が含まれていることが分かります。
ゴーヤは、苦みだけでなく青臭さも感じますね。特有の青臭いニオイがどうしてもダメという人もいるでしょう。口に入れる前にニオイが気になってしまいます。青臭さに関しては、ゴーヤに塩を振って4~5分してから洗い流すと少しやわらぐと言われています。
ゴーヤのぐにぐにした食感が苦手という人もいます。口に入れるとぐにぐにしていて、しかも苦さがある・・・これは何?と思ってしまうのでしょう。食感は、調理方法で変えることができます。
とにかく苦いからまずいと敬遠されがちなゴーヤですが、実は苦み成分には、様々な健康効果が期待できると注目されているのです。ゴーヤやの苦み成分が健康に良いなら、何とか食べたいなと思いますよね。苦手を克服したいなという人は、次に紹介するゴーヤ嫌いを克服する方法をチェックしてみてください。
ゴーヤの苦み成分を緩和できるのが、油で揚げるという方法です。油に苦み成分が流れててくれるので、苦みを感じにくくなるのです。天ぷらにすれば、揚げ油の中に苦み成分が流れてくれます。
ゴーヤの苦みを消す方法として、味の濃いカレーに入れてしまうという方法があります。スパイスの効いたカレーなら、ゴーヤの苦みは消されます。夏野菜をたっぷり入れた夏野菜カレーは特におすすめですよ。トマト、ナス、ゴーヤ、などで夏野菜カレーを作ってみてください。しっかり加熱すれば、ゴーヤの食感も気になりません。
ゴーヤ嫌いさんは、苦みや青臭さ、食感が苦手という人が多いです。なかでも、苦みが苦手な人が多いと言われているので、苦みを感じなくさせる天ぷらやカレーから挑戦してみてくださいね。