会社がらみのつながりで後援会に名前だけ書いてくれないかと、著名を求められる場面が日本に社会にはあります。
入会を頼まれて断れなった人の多くは支持する党がない方や、これまで選挙に参加されたことがない方がほとんどではないでしょうか。
ただでさえよく分からない政治のことで、さらによく分からない政党に名前を貸したり支持したりするなんて、抵抗があるのも分かります。
後援会に入ると一体何がどうなるのか?
また断ることは可能なのか?
後援会の勧誘にまつわる疑問を解決していきましょう。
まずこれだけは覚えておきましょう。
後援会への強制的な入会は違法行為です、勝手に入会させられた話なんてありえません。
どんな事情があっても優先されるべきは、あなた自身の声です。
断ろうとしたら、
などと、断れない空気になってしまうこともあります。
しかしあなたが首を縦に振らなければ入会する必要はないので、あまりにも相手の誘い方がしつこい場合は第三者に相談することをおすすめします。
後援会はあやしいビジネスや宗教団体ではありません。
選挙管理委員会で正式な申し出をして、住所や会則などの決まりごとを全て確認されたのち、ようやく設立可能になります。
入会すると団体によって頻度は異なりますが、DMなどで活動報告や目的開示などの情報が定期的に送られてきます。
選挙前になると電話で投票をお願いされることも。
たいていの後援会は、1年に一度電話で投票依頼をするだけの活動内容だったりします。
他には、自分がされたように、あなたも誰かを誘ってくれとお願いされることもあります。
会員数が増えれば、それだけ横のつながりが増えてきます。
横のつながりが増えると、すでに入会している者の名簿をみて、その近所あてに入会を募ることができます。
「あなたのご近所の○○さんも入会していますよ。」
こんなフレーズをつけ足せば、近所の方も断りにくくなりますよね。
入会して何が起きるのかイマイチ理解できていない人は、「名前を貸す」という認識をもつとよいかもしれません。
選挙前になると、みんな必死で名簿に載せる名前あつめに全力を尽くします。
違法とは言えませんが、半ば強引な勧誘をする人間もいるでしょう。
断り方は1つしかありません。
「ほかに支持する党がありますので。」
断るときは、何を言っても関係が良くなることはありません。
どんなに回りくどい言い回しで優しく断っても、少なからず相手との間に溝ができることも。
断らないで名前だけ貸すことも選択肢にあります。
相手との関係と自分の意志、どちらをとるかはあなた次第です。