汗やタバコ、お酒の臭いをはじめ最近は他の人の体臭に香水や柔軟剤が混ざった臭いが嫌と言う声もよく聞かれますよね。
でも、臭いは目に見えるものでもないし、空気をつたって嫌でも漂ってきてしまうので、ある程度は我慢するしかない。
とは思うものの、どうしても他人の臭いが我慢できない!
とみんなが思っている状況がこれでした。
他の人の臭いが苦痛で仕方ない状況はいろいろありますが、中でもだんとつで不快感を感じている人が多いのが満員電車の中です。
都心部の朝の通勤時は電車やバスが非常に込み合うので、見知らぬ人と密着した状態で過ごさなければいけません。
至近距離で長時間過ごさなければいけないだけでも嫌なのに、他の人の頭が鼻先にあるなんていう状況だと最悪ですよね。
人の臭いというのはただでさえ気になるものですが、見ず知らずの他人からの臭いとなると気持ち悪さが増して感じられるものです。
もちろん、体臭に気を使っている人もいますが、中には二日酔いでお酒臭い人や肩にフケが落ちているなど見るからに不潔な人もいますよね。
そういった人を目の前にした時は息を止めたくなるものです。
他人の体臭が気になる状況としては、やはり空気のこもる密室で過ごす時間です。
例えばエレベーター。わずかな移動時間ですが、体臭のきつい人が取り込んでくると思わず顔を背けたくなってしまいます。
しかし、あまりに距離が近すぎてそれもできないという苦しさ。
そんなエレベーターでも辛いのに仕事をしていると、空気のこもった会議室で何時間も過ごすなんて状況もありますよね。
会議室では窓もドアも締め切っていることがふつうです。
そんな状況に体臭がきつい人が1人でもいると部屋中にその人の臭いが充満してしまい、気分が悪くなってしまうこともあります。
しかし、その人に面と向かって指摘できないのが辛いところです。
職場の飲み会で座敷で過ごす時に思わぬ大衆に出くわすというのはよくあることですよね。
特に会場が座敷の場合。
飲み会をするのはみんな一日中働いて靴の中で蒸れに蒸れまくった足をしている時間帯です。
足の臭いは強烈なのでそれだけでも気分が悪いですが、宴会の場ということで料理のにおいを足の臭いが混じるというのがまた最悪です。
他人の足のくささの中で料理を食べる時ほど気分が悪いことはありません。
悪臭を感じてもその場を離れられなかったり、悪臭と食べ物の臭いが交じり合ったり、そういう場面では他人の臭いというのが際立って不快に感じられるものです。
だからといってどうしようもないのが辛いところ。その気持ちの辛さが他人の体臭をより臭く感じさせているのかもしれません。