「顔パンパンだしハゲだな」という赤ちゃんを馬鹿にする発言や、薄着のまま放置したり、転んで泣いてるのにすぐ抱っこしなかったり。
母親からすれば、愛情がないと感じられる言動を繰り返す夫に悩んでいる女性は少なくないでしょう。
しかし、夫に尋ねると「かわいいし大好きだよ」と答えるケースがほとんどです。
なぜこのようなズレが生じるのでしょうか。
「すぐ泣いて、泣き虫だなコイツ」「いつになったら髪の毛はえるんだよ」「また転んだ、さすがに学習しよろ」
などなど…
そばで聞いてる方はイライラしますね。
この場合の男性心理は2種類。
1番のデリカシーがない場合は、赤ちゃんだけでなく、他人にも雑な言葉を浴びせがちです。普段の言葉遣いをチェックしてみると、職場の人や店員さんなどに心無い言葉を使っていることが分かりますよ。
2番の愛情がない場合は少し分かりにくいでしょう。
「もっと大事にして」とお願いしても「もちろん大事にしてるよ」とウソで返ってくるはずです。
本心は「早く寝たい」「子育てとか無理」などと考えているケースが多いので、我慢の限界がきた際に大爆発する可能性があります。
基礎体温の高い赤ちゃんは、冬でも暖房の効いた室内であれば薄着でOKと言われています。
部屋の温度計が、夏は26〜28度・冬は20〜22度を示していれば、服装はそこまで気にする必要はありません。
とはいえ、喋れない赤ちゃんだからこそ、本当に適温なのか心配するのが親です。
半裸に近い服装で放置する男性がいますが、やはり母親よりも子供に対する愛情が薄いと言えます。
たとえ薄着でちょうどいい環境だとしても、かわいい服を着させたり、こまめに着替えさせたりした方が愛を感じますよね。
「子どもなんて自分が何を着てるかなんて気にしない」といった合理的すぎる一面が、男性特有の心理だと言えます。
そもそも、愛情のある父親なら赤ちゃんが転ばないように見守るのがベストです。
それをサボるだけでなく、転んでウェンウェン泣いている赤ちゃんを面倒くさそうに抱っこしてあやすのは、愛情が薄れている証拠だと言えます。
たいていの場合「すこし転んだくらい大丈夫」「俺も子供のころはよく頭ぶつけて泣いてたよw」といってごまかすのが決まりです。
その少しが回数を重ねて、子どもに障害が残ってしまうかもしれません。
ことの重大さに気づいていてもいなくても、やはり問題は子どもに対する愛情不足でしょう。
子供を生み育てる資質は、女性にしか備わっていません。
自然史学的な観点からみて、男性に子どもへの愛情を期待するのが間違っているでしょう。
子育てが上手な男性は、母性がない代わりに理性が高まっている傾向にあります。
反対に、露骨に子どもを雑に扱う男性は、母性はもちろん理性すらコントロールできていないのです。
あなたは夫に、子どもへの愛情を期待するのではなく、人間らしい理性を求める方が賢明だといえます。