「ちゃん」づけして呼んでくる男性上司…
あなたの職場にもいませんか?
苗字+ちゃんの場合もあれば、下の名前+ちゃんの時もあったり。
飲みの場で言われることもあれば普段から言われたり…困惑しますよね。
彼らはいったいどんな心理で「ちゃん」づけしてくるのでしょう。
考えられる理由として、純粋に年下の女性社員とコミュニケーションを取りたい、距離感を縮めるために「ちゃん」づけを使っている場合があります。
年下の男性社員に「くん」を使うのと似たようなものでしょうか。
「さん」では堅苦しく聞こえるので「ちゃん」で砕けてみる…そんな努力なのかもしれません。
しかし実際のところ、「ちゃん」づけされて嬉しい女性というのは少ないんじゃないでしょうか。
親しい人ならともかく、上司…ですからね…。
今度は下心がある場合です。
女性社員と今以上に距離を縮めたい、でもいきなり呼び捨てでは失礼と思われる。
そこで考えたおじさんの悲しい工夫が「ちゃん」づけ、そういうケースもあります。
とりあえず女性には「ちゃん」をつけておけば怒られない、そういう適当な考えの男性も意外といるものです。
飲み会などのフランクな場所でも嫌ですけど、普段のオフィスでも「ちゃん」づけされたらなんか嫌ですよね。
しかもそこにセクハラ的ニュアンスがあるのなら普通に無理です。
あんまり執拗に「ちゃん」づけして親しくなろうと迫ってくるようなら、きっぱり断ることも大切です。
昭和的発想のおじさんにありがちですが、女性社員は自分たちより劣っている、職場の華なんだからバリバリ仕事なんてしないで、可愛らしい存在でいてほしい、そんな考えで「ちゃん」づけしてる場合があります。
令和の時代なのに信じられませんが、会社以外の世界を知らない見識の狭いおじさんはそういう考えを本気で持っています。
そういう上司は男性社員については本気で叱ったりしますが、女性社員には「〇〇ちゃん~仕方ないなぁ」で済ませたりします。
これは優しいというより甘やかしであり、戦力としてはなから期待していないということです。
女性は男性より劣った存在である。
そういう差別意識が無意識に「ちゃん」づけに反映されていることもあります。
以上、男性上司が「ちゃん」づけする理由、目的について書いてみましたが、いかがでしょうか。
どんな理由があるにせよ、上司に必要以上に近い距離感で来られるのってなんだか嫌ですよね…。
あまりにも不快に感じられる場合には、きっぱり「私はそれは嫌です」と主張することも大事でしょう。