キャッシュレス社会の何が良い悪い?事業者、国、一般人別のメリット・デメリットを紹介

キャッシュレス決済

旦那
「行ってきまーす!」

奥様
「あなた、財布忘れてるわよ!」

旦那
「なに平成じみたこと言ってんの?スマホがあれば何でも買えるでしょ?(笑)」

 

キャッシュレス化が進むと、こんなやりとりが普通になってしまうかもしれません。

今回は、日本がキャッシュレス社会になることのメリット・デメリットを、3つの立場別に紹介したいと思います。

 

事業者にとってのキャッシュレス化のメリット

事業者にとってのキャッシュレス化のメリットは、ずばりコストの削減です。

事業を運営する上で、利益を出すにはもちろん仕事をたくさんして利益を得ることなのですが、人件費を抑えることも一つの手段です。

多くの利益を取っていても、人件費で利益がなくなってしまうことも多々あります。

しかし、人件費をあまり抑えてしまうと優秀な人材がやめてしまう恐れもあり、事業者の手腕が問われていました。

しかしキャッシュレス化になれば、単純作業はすべて機械が代わりにしてくれるので人件費を抑えることができますし余った労働時間を他の分野に広げることができます。

また、キャッシュレス化をすることで、全てデータに残るので計算が間違うことがなくなり、データを一括管理
できることで管理しやすくなります。

 

事業主にとってのキャッシュレス化のデメリット

一方でキャッシュレス化になることでデメリットも存在します。

全てデータが残るので、税金対策が取りづらいということがあります。

もちろん脱税などはいけませんが、節税はグレーな面もありデータに残ってしまうと無理な節税やお金の管理を今までよりもやりにくくなってしまうことはあるかもしれません。

また、キャッシュレス化をすることで、初期投資が必要になることもあります。

キャッシュレス化に伴い、機械を購入しなければならず中小企業では、キャッシュレス化を進めにくい場合もあります。

現在日本でも、キャッシュレス化を進めているのは主に大企業であり、実験段階でもあります。

キャッシュレス化をすることで、本当に事業者にとってメリットがあるのか結果が出るまで時間がかかるというのもデメリットの一つでしょう。

 

国にとってのキャッシュレス化のメリット

国にとって、キャッシュレス化のメリットは多いでしょう。

全てのお金の管理は、人間の手で行っていたことがほとんどの作業を機械がやってくれるのですから今まで以上に正確な数字を知ることができます。

人間が多くの時間を費やしどれだけの収入を得ているのか調査をしなくても、国民一人一人がどれだけの収入を得ているのか正確に判断することは出来るのです。

コスト面においても下げることができ国にとっては、キャッシュレス化の実現はメリットになることが多いです。

脱税を防ぐこともできますし、個人で分からなくなってしまった預貯金も国が全て知ることができますから、場合によっては税金収入にできることもあるでしょう。

送金スピードも今まで以上に速くなりますから、国の経済が豊かになることも期待できます。

 

国にとってのキャッシュレス化のデメリット

現段階で日本はキャッシュレス化は非常に遅れています。

韓国や中国では、ほとんどがキャッシュレス化になっており世界を見ても日本は、だいぶ遅れていると言ってよいでしょう。

これからコンピューターなくしては経済は成り立たないと言われており日本は取り残されてしまう心配があります。

しかしキャッシュレス化は、現金を全て数値化してしまうのでハッカーによる被害が拡大する恐れがあります。

まだまだは現金主義という考え方が残るに日本なのでお金を盗む場合には、 人の手で運ばなければなりませんが、キャッシュレス化になってしまうと、一瞬で大きい金額を盗まれてしまう恐れがあります。

国は今まで以上に、セキュリティに対して力を入れなければならず

it の分野で世界から取り残されている日本は、国の時間を費やさなければならないことでしょう。

 

一般人にとってのキャッシュレス化のメリット

現在、キャッシュレス化推進に伴って様々なキャンペーンが行われています。うまく活用すれば大変お得に商品を手に入れることができます。

キャッシュレス化の一番のメリットは手軽さです。

いちいち現金を持ち歩かなくても、買い物ができお金を盗まれる心配はなくなります。

会計の際にも一瞬で終わってしまうのでレジに長時間並ぶ必要がなくなるでしょう。

キャッシュレス化をすることで全てデーターとして管理されるので一つの証明になります。

場合によっては何かトラブルにあった場合重要な証拠になるので、トラブル回避においてもメリットがあるでしょう。

またキャッシュレス化をすることで、新たなサービスを受けられる可能性もあります。

消費者にとって生活が豊かになる可能性が期待できます。

 

一般人にとってのキャッシュレス化のデメリット

一般人にとってのキャッシュレス化の大きなデメリットは全てデータが残ってしまうため、プライバシーが守られないということが考えられます。

どこに行って何を買ったのか、全て一括管理されるので行動パターンだけでなく、その人の心理まで 管理されてしまう
ということも考えられます。

キャッシュレス化のデメリットはそれだけでなく、全て数字として管理されるのでもし、セキュリティの不具合で数字が
管理されなくなる、消滅するということも考えられます。

それは、人的な要因だけでなく、天災による被害でデータが全てなくなってしまったら、自分の貯金が証明ができないことも心配されます。

また、ハッカーによる個人的な被害も考えられ一般人は生活をの上で今まで以上にお金の管理をしっかりとしなければならず、インターネットに苦手意識のある高齢の方は非常に苦労することもあります。

 

まとめ

キャッシュレス化のメリット&デメリットはいかがでしたか?

お国にとってはメリットが多い印象ですが、一部の一般人や事業主にとっては、良いことだらけとは言い切れません。

特に注意したいのが「管理方法」です。

従来資産の管理方法と言えば銀行に任せることが常識でしたが、これからはパスワードの管理や、安心と信頼がもてるネットバンク選びなど注意すべき点は変化していくでしょう。

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