仕事が遅い、何度も同じ失敗をする、極めつけに遅刻の常習犯。
このようなタイプの人は、職場で問題人物として扱われることが一般的です。
しかし、ときに仕事ができないダメダメさんでも、なぜかみんなに好かれやすい傾向にある人も実在します。
世の中には仕事ができる人材でも、職場の仲間に嫌われてしまう人も少なからずいるのに、なぜミスばかり連発する人が好かれるのでしょうか?
傍から見れば、いつクビにされてもおかしくないような言動を日々繰り返しているのに、なぜ人に好かれるのでしょうか。
そんな人の特徴について解説します。
要領が悪い人材でも、憎めないほどのとびきり素敵な笑顔を持っている人は、やはり会社でも評判が良いです。
同部署の中では面倒くさがれていても、笑顔が良く挨拶もしっかりできるので、他の部署に人間から人気です。
注目を内部から得ているのではなく、外側(他の部署)から得ていくことで、全体の評価が高くなります。
笑顔で挨拶は小学校から教えられてきたコミュニケーションの基本中の基本ですが、大人になって実力社会を目の前にすると、そんな基本動作を忘れてしまう人がほとんどです。
新鮮さがあるという理由で、仕事ができなくても人気と注目を保持しているのかもしれません。
この人物に好かれれば、仕事はやりやすくなる。
それは陰で会社を仕切るパートリーダーのおばちゃんかもしれないし、部長ではなく部長の奧様かもしれない。
資本主義社会では仕事ができる人が上にあがれるという基本的な仕組みは否定できませんが、会社という小さな枠の中ではコネという実力以外にあるもう一つの武器があります。
社内の人間関係をよく熟知して、誰に好かれたら職場にいやすくなるかを理解できている人は、特定の人物に好かれるように上手に立ち振る舞いをしているのかもしれません。
シンプルな理由ですが、単に性格が権力のある上司や社長に気に入られて、そこにいるだけでウケの良い人がいます。
あっけらかんとした理由ですが、意外とこの手のパターンが多いのも現実です。
運も実力のうちと聞きますが、あながち間違っていません。
仕事ができないので、同じ部署の同僚や部下からは嫌われ者かもしれませんが、力のある上の人に気に入られているので居場所には困りません。
経営者など、財力と権力がある立場が上の人物からすれば、好き嫌いは仕事ができるできないだけの要素では決まりません。
あなたの身の回りの人で、仕事ができないのに職場で好かれている人物の特徴は。
これらのテクニックを持っている可能性が高いでしょう。
仕事ができる人からすれば、理不尽なできごとだと感じますが。
実力社会とはいえ、まだまだ仕事以外の面で評価されることもありえるのが今の日本なのです。