ビジネスでの成功者を観察していると、大概共通点として成功者の親もまたビッグな人物であるパターンが多いでしょう。
反対に、一般的なサラリーマンの親もまた同じように会社員だというケースが主です。
面白いのは学歴。
親が中卒・高卒の家庭で子が東大に行ける確率は言うまでありません。
では貧乏な家に生まれた子供は、やっぱり成功することは難しいのでしょうか。
よく耳にするのが芸能人の成金ストーリーです。
石橋貴明さんは幼少の頃、父親の会社がつぶれて貧乏生活を余儀なくされましたが、今は誰もが認める成功者。
一例ですが、このように多くの有名人が過去は貧乏生活をしていたとされるストーリーが知れわたっていますが、実際に父親は時事的な社会トラブルに巻き込まれて貧乏になっただけで元々はやはり凄い人物だったこともあります。
これでは参考になりません、両親が本当に仕事もできない貧乏人で、子供は成功者になった事例はやはり少ない傾向にあります。
一度あなたの周囲の人を見て欲しい。
クセの有る奴は、やっぱり親もちょっと変わったタイプの人間だったり。
バツイチ子持ちの人は、親も同じように1人だったり。
ほとんどの親子が同じような特徴を持っているはず。
※これは偏見ではなく、冷静な立場で人々を客観視した私見です。
成功者の父親の背中を見て育ってきた子供は、幼いころから社会性を学ぶ機会が多くなります。
休日は経済新聞の読み新事業の戦略を練っている姿の父親を見て育った子と、TVを見ながら終日時間をつぶしてしまう親を見て育った子は、成人したころ意識に大きな差が生まれて当然です。
子供の頃は、目の前にいる父、母の行いが正です。
阻害する概念すら身についていないので疑う余地もありません。
物心がついて、他人と比較し始めたころには既に優等生との差が出来ています。
必死になってその差を埋めようと考えても、時間がかかるしそもそも家から出れない年齢(経済力の関係)では、もうしばらくその家庭にいて父母の背中を見続けなくてはならない。
貧乏は生まれ持ってして遺伝することはないが、成人するまでの過程で貧乏教育がしみ込んでしまうため、成り上がりたいと気づいやころには他人と圧倒的にスタートが出遅れてしまっているのです。
このロジックから読み解くと、貧乏の子は大体貧乏、普通の家庭で育った子は大体普通。
という着地点いきつくことが理解できる。
ここまでの流れから、察しがいい人はもう気づいているでしょう。
貧乏な父母の子が成功するには、
ものすごい貧乏な家庭で育った人は、ある意味ラッキ―かもしれない、なぜなら苦しい生活を身をもって経験しているので貧乏だと自覚するまでが早い。
小学校に入学する前から、自分は将来絶対に成功してやると早くから野心を抱くことが出来るだろう。
裕福ではないけど、食べるもに困ったことはないといった中途半端な貧乏が厄介。
豊かになりたいと思う頃は自分が家を出たときでしょう、自分は学生時代ゲームばかりやっていて何をしていたんだ!と悔やむ頃には社会人。
ここから這い上がるには、学生時代から今日まで頑張って勉強してきた人たちの何倍も猛スピードで努力して、勝利をつかみ取らなくてはならない。
これに無理ゲー…
と感じてしまい諦める人がほとんど。
だから普通の人は成功できる確率が低いのです。
親が貧乏サラリーマンだと子供もビジネス(事業)で成功できないの?
答えは、自分よりもっと早くから勉強してきた人の何倍も、いや何十倍も努力すれば成功できる。
成功したいと本気で考え始めた時期が早ければ早いほど、成功は掴みやすいでしょう。