江戸時代から栄養豊富な野菜として重宝されていた小松菜は、カルシウムや鉄、ミネラルなどを豊富に含む緑黄色野菜です。1年中食べることができますが、旬は12月から3月と言われています。新鮮な小松菜は生で食べても美味しいと言われていますね。
そんな小松菜ですが、実は苦手・嫌いという人も意外と多いです。小松菜が嫌い・苦手と感じてしまうのはどうしてなのでしょうか。
今回は、小松菜が嫌い・苦手な人の共通点を3つ紹介します。
小松菜を食べて苦みが嫌いと感じてしまう人がいるようです。この苦みの原因はシュウ酸というアクです。旬の季節以外の小松菜は、この苦みを強く感じやすくなっています。そのため、食べにくいと思ってしまうのでしょう。
小松菜は、アブラナ科の野菜です。アブラナ科の野菜は、イソチオシネアートと呼ばれる成分が含まれているのですが、これが辛みを感じる原因になっています。特に茎や根っこの部分に多く含まれているので、小松菜の茎を食べると辛いと感じてしまうかもしれません。
小松菜のような緑黄色野菜の葉っぱは、青臭さが気になるという人もいるでしょう。青臭さが気になってしまうと、口に入れる前にまずいと感じてしまうものです。特に小松菜は、苦みや辛みもあるので、それに青臭さもプラスされては、食べられないと思ってしまいますよね。
青臭くて苦くて辛くてまずいと敬遠されがちな小松菜ですが、栄養豊富な緑黄色野菜で、旬を問わず年中食べることができる野菜です。栄養バランスが良い野菜は、できれば食卓に取り入れたいですよね。何とか苦手を克服したいなという人は、次に紹介する小松菜嫌いを克服する方法をチェックしてみてください。
パスタの定番ジュノベーゼソースを小松菜で作ってしまいましょう。小松菜は、茹でて細かくカットします。ここにカシューナッツ、アーモンド、オリーブオイル、塩、粉チーズ、すりおろしにんにくを加えてミキサーで混ぜるだけです。なめらかなペーストは、パスタソースに使うだけでなく、スティック野菜につけたり、ゆでたじゃがいもにトッピングしたりと、様々な方法で楽しめます。
辛みが気になる茎は使わず、葉っぱの部分とりんごやバナナ、牛乳を一緒にミキサーにかけるだけです。フルーティーなスムージーは、小松菜の苦みも青臭さも感じさせません。凍らせた果物を使えば、冷たくなるのでより美味しく飲めますよ。
小松菜嫌いさんは、苦みや辛み、青臭さが苦手という人が多いです。旬の小松菜を使ったり、下ごしらえ方法を工夫することで、これらが解決することも多いので、実践してみてくださいね。