お正月やお盆など、帰省が近くなると起こる夫婦喧嘩。喧嘩までは発展せずとも、何だか奥さんの機嫌が悪いような…。
そのような経験をされた方は多いのではないでしょうか。
今回は、義実家を苦手に思う女性の心理を筆者の経験を交えて紹介していきます。
叔父叔母、いとことその子供達、夫にとっては年に数回の集まりは楽しい行事だと思います。
しかし、妻にとってはどうでしょう。
料理の配膳、男性陣へのお酌、身内しか分からない会話が飛び交う中で愛想笑いをして相槌を打つ…。
夫に目線で助けを求めても既に酔っぱらって気が付かず。
早く帰って休みたい、そんな風に思っている妻は多いです。
アウェイな場に連れてきていることを意識し、妻も楽しめるようにフォローしてあげることで帰省前の雰囲気も良くなるかもしれません。
ちなみに筆者は、結婚した最初の年末に親戚20人の大宴会を経験しました。
誰がどういう関係の人かも分からず、次第に酔っぱらって絡んでくる親戚達と助けてくれない夫、お開きの頃には疲れ果ててしまったことを覚えています。
いくら関係が良好であっても、義両親には気を遣ってしまうものです。帰省が宿泊をともなうものなら尚更です。
手土産から、食事の準備や片付け、お布団の支度、お風呂、翌朝の起床時間、例え1泊であっても妻は色々なことで気疲れするのです。
これが妻の実家であったならば、夫は上げ膳据え膳であることが多いのではないでしょうか。
いくら男女平等とはいっても、まだ両親世代には女が家事などをするという意識をもつ方が多いのです。
それを感じている妻は、率先して手伝わなければならない、朝も遅く起きてはならないなどとと思いがちです。
良いお嫁さんだと思われたい、という気持ちもあるでしょう。
勝手の分からない義実家では、夫が率先して動いてくれると妻も過ごしやすいのではないでしょうか。
お正月やお盆は夫の実家に行くことが定番になっていませんか?
たまには、私の実家に帰省したっていいじゃない…。そう思っている可能性もあります。
筆者の周りには、普段から夫の実家には妻を連れていきたがるけれど、妻の実家には妻ひとりで行くという人が多いです。
義両親からすれば、会いたいのは息子である夫だけかもしれません。
両家が近いのであればどちらの実家にも帰省する、もしくは夫婦別行動でお互いの実家に帰省するのもたまには良いのではないでしょうか。
筆者は年末は義実家、年始は自分の実家に行くパターンが多いです。
義実家泊は憂鬱ですが、次は実家だと思ってモチベーションを上げています。
帰省が近くなると不機嫌になる妻。「おれの実家がそんなに嫌いなのか」と怒らずに、気乗りしない理由を聞いてみてはいかがでしょうか。
打ち明けてくれたら、お互いに気持ちよく過ごせる方法が見つかるかもしれません。