2020年10月17日
(あ、袋あります)
そう言って毎回小さくて可愛らしい麻の袋を持ってくる少し無愛想な男性。
その手さげバックは買い物用にしては小さすぎる、卵1パックとお肉1パックそれから玉ねぎを2つ入れたらもうパンパン。
多分一人暮らしの人なのかな?
袋あります!
てすごいエコなことをしていて、袋のサイズもめちゃくちゃで可愛らしい反面、いつも表情がこわばっているからギャップにやられる。
そんなお客さんが気になって気になってしょうがなくて、いつも夕方になると彼が買い物に来るのを待ちわびてしまう私がいます。
結婚10年目、来年小学生になる長男もいるのに、こんなことが家族にしられたら恥ずかしくてきっと立ち直れない。
意外性の破壊力は凄まじいものです。
田舎のスーパーなので、お客さんのほとんどは高齢者で、若い人が来ても主婦がメインです。
そんな中、ここ最近毎日のように顔を表す袋持参の少しどころかだいぶ変わった男性に、注目するのをやめられません。
今までこんなに胸ゾワっとする経験はなく、結婚生活も順調でした。
なので何をどうこうするつもりはありませんが、誰にもこんな恥ずかしいことを話すわけにはいかないので、自分だけの自分だけしか知らないマイブームとして楽しんでいます。
でも本当は誰かに話したくて仕方ありません、だからこの場をお借りして公表することにしました。
しょうもないパートおばちゃんの、しょうもない日常を最後まで聞いてくださってありがとうございます。
私って変ですかね?
それとも意外に私と同じような境遇にいる人って、いるもんですかね?
恥ずかしくて人には言えない秘密のマイブームを教えてくださってありがとうございます!
エコバックが小さすぎる強面の男性がきたら、それは注目してまって当然です。
スーパーのスタッフ同士で話題になったりしていませんか?
読みながらその男性像を想像したら、わたしも小さい袋持参男性に会ってみたくなりました。笑
きっとご家族や友人にその話をしても、一緒になって共感してくれるはずですよ。
常連客に個人的な感情を向けてしまう人は、決して珍しくありませんので、あなたの他にも同じ境遇にある人は沢山いるでしょう。