母親の選んだ新しい結婚相手。
一緒に同居することになり、違和感の毎日。
努力して再婚相手を認められるように子本人も意識するが、そう簡単に気持ちはコントロールできません。
母の再婚相手と自分自身関わりたくないのも確かだが、兄弟や母はこれで本当に幸せになれるのだろうか。
疑問が募る日々、いまできることは何だろう。
まず何が嫌いなのか、その理由を整理してみよう。
これは最も切実な悩みだ。
自分の苦痛はともかく、母にきつくあたる再婚相手は人間としてもリスペクトできないだろう。
母の幸せを願って、再婚することに口出ししなかったが、これでは本末転倒。
顔も見たくないと思ってしまっても無理ないでしょう。
母親の再婚相手に子供がいた場合。
子供に平等に立ち振る舞えなく大人がいます。
自分の子供に甘いだけならともかく、必要以上にあなたに対してきつく当たる行為が見受けられたときは、大嫌いになってしまうでしょう。
いろいろ不満はあるかと思いますが、同居していること、つい最近まで赤の他人だったことを再婚相手は意識していません。
そんなに急に信頼関係は築けるわけじゃないのに、昔から知っている者同士のような感覚でいられると、子供も戸惑ってしまいます。
覚えておいて欲しいのは、正式に母の新しい旦那となった人は、これから先もあなたの人生に関わることになります。
結婚の報告や結婚式、子供が生まれたら面会するだろうし、老後は面倒も見なくてはならないケースも考えれる。
現時点で愛せない、愛してくれない母親の再婚相手とは、今後も長きにわたて関係が続くことに胃が痛くなることも。
現段階で生計を握っているのは、あなたの嫌いな母親の再婚相手です。
なのであなたは、現状をただ受け入れるしかないでしょう。
自立できる年齢になれば話は変わります。
あなたは自由、どこに住んでもOKどんな仕事をしてどんな家庭を持っても、すべては自分で決めることができます。
あなたが家を出たあと、母が再婚相手と上手くやっていけて、母自身が幸せなら問題ありません。
しかし母親も苦しんでいた場合は、あなたのサポートが必要です。
お母さんは金銭的な問題を抱えて、再婚相手に依存しているだけです。
家を出たら、あなたが母を幸せにしてあげられるように、いっぱい働いてお金を稼いで強くなることが求められるかもしれません。
いまできることは、たくさん勉強して将来自立するのはもちろん、再婚によって苦しい思いをする人が増えないように人を助けてあげられる余裕をもつことです。
経済力があれば選択肢も増えますので、嫌いな再婚相手の顔をみないで生きるという選択肢も増やせます。