子供の兄弟はみな結婚して子供もいる、しかし娘だけはいまだに1人。
そう言えば、子供のころから「私は絶対結婚なんてしないから!」って言ってたっけ。
このように、結婚に興味を示さない娘さんは今どき珍しくありません。
結婚する気がない娘とは、一体なにを思っているのでしょうか。
結婚したくてもできない女性が多い現代で、絶対に結婚しないをつらぬく娘の心理にせまってみたいと思います。
「もっと好きなことして自由に生きていたいのに、まだまだやり残したことが沢山あるのに、結婚したら時間もお金も私の物じゃなくなる。」
結婚すれば、独身のいまよりも自分に対する欲求解放に融通が利かなくなることは明らかなこと。
あの国に行って現地のグルメを満喫して、ひと時の恋も楽しんで、自分の時間とお金は自分だけに投資・消費していきたい。
という考えが人よりも強ければ、結婚はその目的を妨害する要素でしかありません。
結婚すれば、家事をして子供の面倒をみて夕食を準備して旦那の帰りを待つ、といった1日の流れがまるで人にこき使われている家政婦のようで違和感でしかない。
ありきたりな結婚生活に、結婚する前から嫌気がさしてしまう女性は少なくありません。
自分の健康状態に自信が持てない若い女性は少なからず存在します。
いまやガンにかかる人は3人に2人と言われており、そのうち完治するのは1人といった、絶句したくなるデータが公開されています。
もしかしたら自分も、30代や40代でこの世からおさらばするんじゃないか?って思いこんでいるのかもしれません。
となると1.の「結婚=人生終了」という心理が優位に働きます。
せっかく結婚しても夫や子供に迷惑をかけるだけでなく、長くはない人生をつまらない家政婦みたいな生き方にあてることに、強い反発心を抱いているのです。
「私は絶対に結婚しない」と話す娘さんこそ、自分の人生と真面目に向かい合っているのかもしれませんね。
ほとんどの人間は、理由も分からず生まれてきて、意味も分からず小学校や中学校に行く。そして次第に人生について向き合うようになり、これまでは全て両親や学校の先生の言うとおりに行動してきたことに気づく。
学歴や職歴と同じように、結婚もまた人が勝手に生み出した1種のステータスみたいなもので、結婚して子供を育ててからが1人前というような価値観が理解できないのです。
学校に行くことが普通、就職することが普通、結婚することが普通。
この世間一般の普通が、彼女にとって不気味な人の概念にしか思えず、物心ついたときから絶対結婚しないと自分に言い聞かせているのです。
ここまで紹介した心理からすれば、本当に結婚しない人は何が何でもしないことが伺えます。
しかし女心は秋の空です、ある日を境にコロっと変わることも全然ありえます。
あんなに絶対結婚しないと言っていた娘なのに、いきなり婚活をはじめてサークル活動やお見合いなど積極的に参加している…
こんな展開もあるものです。