「明日彼女を連れてくるから」と息子に告げられ喜ぶお母さん。
その息子とはどんな息子かと言えば、おそらく彼女いない歴が長期に及んでいる男性なのではないでしょうか?
女性と縁がなく「この子大丈夫なのかしら」と長年悩みの種なんて息子なのでは。
こんな男性の母親が彼女を紹介される時に、率直に嬉しいと思う瞬間を3つセレクトしてみました。
このお母さんと一緒にホッコリ喜びの一時を楽しみましょう。
待ち合わせ場所に彼女が現れる、あるいは玄関を開けたら彼女が立っている。
その時が彼女に初めてお母さんが会う瞬間です。
これは息子がその彼女と出合う瞬間とは、また違った運命の出会いとも言えるかけがえのない時です。
その瞬間率直に嬉しいと思えるのは、長年彼女がいなかった息子にこんな美人な彼女ができたのだと確認した時でしょう。
もしかしたら、一般的にはそんなに美人じゃない場合でも、モデル級の可愛さ美しさに思えるなんてこともあるかもしれません。
パッと見た瞬間、魔法にかけられたかのように女優やアイドルそっくりに見えたりすることもあります。
ビギナーズマジックというかそんな感じです。
とにかく息子にはもったいない世にも綺麗な女性と彼女が思えた瞬間、率直に喜ばざるを得ないお母さんの気持ち想像するとホッコリしますね。
矛盾するようですが。
扉を開けたら立っている、待ち合わせ場所に現れた彼女を初めて見た瞬間、あまり綺麗じゃない美人とはとても言えない場合もお母さんは率直に喜ぶことになるでしょう。
まずその場合は自分と比べますね。
こんな年上の自分よりも容姿では劣っているように見えてしまう。
自分の勝ちだと勝利宣言を心にした瞬間、お母さんは率直に喜んでいるのです。
実はお母さんの潜在意識の中には息子はずっと自分のものであって欲しい、自分を一番に考えて欲しいという思いが潜んでいるのです。
お母さんはその事に気づいてはいなかったのですが、その彼女を見た瞬間その思いに気づくことになるのです。
そして、心の中でニンマリ笑っているのです。
そして、息子が容姿にとらわれず彼女を選んだことに拍手している瞬間でもあります。
少なくとも肝心な中身を見ないで、入れ物だけで選んでしまうような愚かな息子に育てずにすんだと、自分を称賛し率直に喜んでいる瞬間でもあるのです。
この場合は見た目だけの問題じゃなく、仕草や考え方、生き方なんかも含めての話です。
初めて会話をする中で、彼女の色々な情報をお母さんは知ることになりますが、話し方も含めてどんな小さなことでも自分と似ている所が見つかった瞬間ら「よしっ」と喜びがこみ上げて来ます。
容姿ならもちろんのことですが、少しでも自分に類似する部分があればそれで大満足なわけです。
やはり、私が一番なのねと一方的に息子の思いを確認するわけです。
一つ見つかるとその彼女がどんどん自分に似ているように思えてきて、ついに「自分と生き写しじゃないの!」なんて錯覚に陥ったりすることもあるでしょう。
全く別人格で第三者が見たら全く似ても似つかない女性の場合でも、ちょっと似てると勝手に思い込んだ瞬間があれば、そこから暴走してとめどなく喜びがこみ上げてくるのです。
やっと息子の彼女に会うことができて、試験問題の難問を解けた時のすっきり感、あるいは長い冬が終わり晴れて桜が花開くその日、その瞬間のように。
お母さんが率直に喜ぶその思いを考えてみました。
彼女が出来てもお母さんの息子への思いは変わらないようですね。